故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦
愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。
【トップインタビュー】◇2期目に向けた課題を整理=門康彦・兵庫県淡路市長

阪神大震災の被害を受け、復興途上の2005年4月、旧津名郡5町が合併して兵庫県淡路市(4万9500人)は誕生した。「淡路のウエルカム・シティー」と銘打ち、北は世界最長のつり橋・明石海峡大橋で本州と結ばれ、東は大阪湾、西は播磨灘に面し、温暖な淡路島の北部から中部に位置する。初代市長に就任し、1期4年の半ばを迎えた門康彦市長(かど・やすひこ=62)は、同市を「その地形ゆえに、いい意味でも悪い意味でも、大変特殊な市」と表現する。キーワードは「島・東西の海岸・東西を分断する山並み・五つのバラバラな街並み」、そして「震災」。
07年度決算による財政健全化4指標では、将来負担比率が371,0%と早期健全化基準を21,0ポイント上回った。「これさえなければ普通の市」という震災復興事業に関連する起債残高は、約171億円に達する。
市長に就任し間もなく、行政改革大綱に基づく5年計画の集中改革プランを策定した。職員は3年で100人減らし、特別職、一般職を合わせた職員の給与カットも実施した。
来年3月議会には、「新行財政改革推進方策」を提出する予定。08年度決算での将来負担比率は「350%以下になる目安がついた」と自信を見せる。
一方、「時間がかかる」というのが市民と職員の意識改革だ。住民や職員との対話に努めながら、将来を担うリーダーの育成と人材開発に力を注ぐ。幕末、多くの志士を輩出した松下村塾にあやかり、2階建ての自宅1階部分に地域づくりの後継者を育成するための「門下私塾(もんかしじゅく)」を開いたのも、その一環だ。
難題は、過疎・少子・高齢対策を抱えながら、どう地域を活性化するか。活性化に取り組む手法の一つに、県淡路市県民局長時代に出会った風土工学がある。風土や文化、ハンディーキャップに見えた地形などを再認識し、地域づくりの材料へと見直す技術は、地域の個性を生かす手法として期待される。そして、切り札は「明石海峡の無料化」と、きっぱりと述べた。
【横顔】最近はまっているのが、毎朝のラジオ体操。筋力トレーニングと朝風呂も欠かせない。文武両道を旨とし、空手は4段。
【市の自慢】静かで、ゆっくりした時間が流れる環境でありながら、明石海峡大橋を使えば、都会的な京阪神にも極めて近い位置にある。
08/12/02 NG064時事通信
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三国志展に想う
日本は、嘗て中国大陸と陸続きでした。地球の変動で日本海が生まれ、日本列島が生まれ、長い年月を経て私達は独特の文化を築きあげました。
今、科学の力で世界のニュースは、瞬時に知る事が出来ます。しかし、その心まで運ぶ事は出来ません。
長い年月は、最も近い隣国の一つである中国と日本の体感距離を、アメリカ合衆国よりも遠いものとしてきました。
「寡黙で爽やかな笑顔を持つ人間は、信用出来る」と中国の友人に言われた事が有ります。北京のオリンピックが閉幕し、中国人民の日本に対する、表面的対応が噂されています。
世界は一つ、人類は一体、と言われる今、私達は、過去から学び世界へ心を届けなければなりません。
三国志展が兵庫県で行われる意味を、私達は学ばなければと書評で再確認しました。
温故知新。そして未来へ。
平成20年 年末の挨拶概要。
今年も1年、本当にご苦労様でした。淡路市発足から4回目の御用納めの日です。私なりに、今年の、淡路市関連の主な出来事を振り返ってみました。
①企業立地第1号の決定。そして新しい展開も見えてきました。
②子育て支援、地域活性化事業(すくすく商品券)の発売好評。
③第90回兵庫県畜産共進会と第1回淡路市産業祭の合同開催の成功。
④阪神淡路大震災復興事業・富島幹線・区画整理事業完成式典開催。
⑤神戸の壁を北淡震災記念公園に移設整備。
⑥観光圏整備事業として淡路島観光圏が県内で唯一認定される。
⑦農業への企業参入として、淡路市に研修生が派遣された。
⑧ふるさと納税制度が開始され好調なスタート。
⑨淡路市立保育所等適正化推進計画に基づく5保育所(園)の休園。
⑩明石海峡船舶3隻衝突事故とのり産業などの漁業被害と対策。
皆さんも自分の重大ニュースを考えてみてください。仕事のヒントが見えます。

さて、今年も、検討などしなければならない事が、有りました。
まず、署名の経過等の問題です。
明石海峡大橋の無料化。岩屋明石航路維持。プール継続。学童保育の拡大。など。署名はきちんとした説明によりすべきもの。パフォーマンスでは意味不明。
そして、特別職給料の減額についてですが、報酬等審議会答申などによる結果ですが。
19年度の10パーセント減額は、市の規模による適正化でした。
20年度は、決算が確保出来るので現状維持。職員に任期中の給料月額確保の約束は守りました。
21年度は、予算が組めない。市長30パーセント減額は、三木、篠山市の例に倣うものです。
職員組合とは、10パーセント減額などで交渉中です。
これにより、想定外の事が無い限り、事業の執行が可能。将来負担比率の適正化が担保されます。
手当の減額などで、これまで決算の赤字回避をしてきた意味が生きます。
又、未利用施設等の企業誘致の公募なども開始検討に入りました。 例として、
旧北淡東中学校、除却費3~4億程度。用地が売れても2億程度。結果、1億円程度の損失となりこのまま放置する訳にはいきません。
固定資産税、法人税の歳入が見込まれ、雇用の創出を推進する上からも早急な対応が求められます。
制限付の無償譲渡などで公募し地域のそれなりの活性化を目指さなければなりません。
休みの間に、色々と考えてみて下さい。
皆さん本当にご苦労様でした。よいお年をお迎え下さい。
プロフィール
Author:サイバー門友会
――心は少年――
を信条とする かど康彦淡路市長を私たちはネットを通じて応援します。
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