故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦
愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。
淡路市の将来像の前に

将来のビジョンは、明確でなければならない。そして、具体的な道筋が見えなければならない。
又、その説明は、簡潔で明瞭でなけらば大多数の人に伝わらない。
鳩山前首相が、民主党議員の前で最後に言った、「国民は聞く耳を持たなくなった」の趣旨の演説の難解さは、「国民が聞いてくれていた」と錯覚していたところに有るのではないでしょうか?
淡路市も、合併10年の規制の中で、残り5年間を有効に使う為、合併の検証をしていますが、そのことも、検証を検証だけに終わらせずに、いかに、新機軸の創出や活性化に繋げていくことが大事です。
しかも、検証で重要なのは、緻密さと市民の心です。
人間は、守らなければならないものが有ると強くなります。淡路市は、何を守らなければならないか?
推計人口が発表されましたが、県全体では、5千人ほど増えていましたが、淡路市は、60人減少して、46,534人です。
人口減少が、東京一極集中に象徴されているとして、その誘因の最たるものが、「ビジネス効率を最大化しようとする経済的誘因」であるとしたら、この傾向は、想定外の事が起こらない限り、止まらない。
その上に立って、淡路市自体の身の丈に合った市の運営、つまり市の安全対策をどうするかが問われる。
それが、淡路市の将来像に繋がらなければならない。
その為には、地域の連続性を尊重しなければならない。
1 淡路市のこれまでの歴史を守り育てる。(過去)
2 新しい市レベルの質を高め、新機軸を創出する。(未来)
3 情報を発信し、意味有る淡路市のPRを推進する。(現在)
それらを総称して、「世界的観光立島・淡路市」運動とする。(夢)
過去の象徴は、「五斗長・垣内遺跡」の物語創り。
・史跡等、全体が見渡せる見学台が、8月初旬頃に完成予定。
・大型鍛冶工房建物が、11月頃に完成。
・故郷発掘展、イベントなどを、11月周辺で展開。
未来の象徴は、「太陽光発電施設」の建設。
クリーンエネルギーの市として、風力発電、潮力発電等とリンクする、出力1000キロワットの施設。
全国の自治体で、東京都についで2番目の規模。
年間発電量約100万キロワット。電気代節減約1千万円。二酸化炭素節減効果約300トン。
環境学習の拠点としても推進します。
・世界的観光立島・淡路市への取り組み。(4戦略)
1産業(特産物の軽トラ市場)
2観光(公共施設で一斉にお香)
3環境(電動自転車のレンタル等)
4歴史文化(市のゆるキャラ選定)
通例の市域の状態をなしていない淡路市は、他の団体よりも丁寧な積み上げの努力が必要です。
兎に角、一歩前へ。
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淡路少年少女発明クラブ創立20周年を祝して 淡路市長 門 康彦

創立20周年を心からお祝い申し上げます。
20年前と言えば、東西ドイツが一つに戻り、連邦共和国が誕生した年でした。
そして、貴クラブが10周年を迎えた時は、名称が、「津名町少年少女発明クラブ」でした。
当時は、淡路島は1市10町体制、20周年の歴史の流れの中で、淡路島は幾多の選択肢の中から、取りあえず3市体制を選択し、今が在ります。
淡路市は、旧の津名、一宮、北淡、淡路、東浦の5町が合併し、約5万人の市が誕生したわけです。
こうした過渡期にあって、取り巻く社会環境は、国際化時代の進展、高度情報化時代の長足な進歩であり、故郷淡路は、過疎、少子、高齢化が益々進行している状態です。
私達の故郷が、美しく豊な郷になるためには、自らの力で革新的な技術を開発育成していくことが重要であり、特に、明日の淡路市を担う青少年の創造性を開発育成していくことが大切です。
本年、淡路市は合併5周年祝賀会を催すことになっています。まさに、歴史の流れの中で、貴クラブと淡路市が一つの縁により結ばれています。
淡路島は今、世界的観光立島・淡路市を標榜し、将来に向かっての取り組みとして、観光、環境、産業、歴史文化を四つのキーワードに、戦略モデルを展開しています。
これは、考え、創るという発明クラブの理念と一致するものであります。
そうした観点からも、「創造性豊な人間形成」を目的としてこれまで活動を続けてこられましたが、更に、公私協調することにより、20周年を契機に、貴クラブの更なる発展を祈念し、ご挨拶とさせていただきます。
プロフィール
Author:サイバー門友会
――心は少年――
を信条とする かど康彦淡路市長を私たちはネットを通じて応援します。
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