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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

市長からの便り(5月) 母の日に 涙の味の ほろ苦さ。

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淡路市の5月は、連休の賑わいから始まり、議会の静けさに終わります。どちらがどうと言う事ではなく、個人の楽しみが中心なのと、全体の公益を代表する立場の違いです。
また、新年度に入っての年度当初の会議が多く有るのも特徴です。
さて、年齢別人口ですが、15~19歳2,100人。10~14歳2,023人。5~9歳1,721人。0~4歳1,656人と減少しています。0歳児が315人と何とか三百人を超えて一安心です。1歳児が296人でしたので、危機的状況は一先ず回避出来ましたが、安心は出来ません。
聖隷淡路病院の花博跡地への移転新設計画は着々と進行していますが、希望していた産婦人科の開設も何とか検討の俎上に上がっており期待できます。
身の丈に合った地域経営も、一定の人口の確保が必至です。空に舞う鯉のぼりのような元気な子供達の誕生が待たれます。

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  1. 2012/05/01(火) 00:02:08
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「いつかきっと帰りたくなる街づくり」について。  15回生 門 康彦

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フェイスブックで、東京の青年が語りかけてきました。都会の大学で学び、故郷、淡路島に帰ろうとしたら就職の場が無かった。望郷の念は有るが叶わない。「市長、そういう街づくりを目指して下さい」という言葉でした。
一方、市長と明日を語る会では、「ここに住んでいますが、子供達の将来を思うと不安です。環境の良いのは分かります。しかし、生活の拠点としては課題が多すぎる」という、悲痛な思いを聞かされました。
島全体が回り親類だらけ、結局、個人の利益優先の田舎社会の壁は越えられないという指摘でした。
明石海峡大橋、国道28号の架橋は、代えがたい便利さの提供と同時に、関連の雇用と生活の場を壊滅させました。
島で頑張る青年が言いました。「橋がかかって以降、自分たちが作って売っていた品物の半値で商品が島外から入ってきた。とても太刀打ち出来ない。」
毎年、島の2千人近くの人口が減少しています。凡そ、半分は自然減、出生と死亡の差です。そして、半分が高校生の進学等です。4年間の大学生活を終えて、帰島するものは少ない。
そうした現実を直視した時、淡路島が物理的に島でなくなり、島的状況が継続する中で、身の丈に合った、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」を実現するにはどうしたらいいのか?
過疎、そして急激な少子化が進む淡路島、人口も14万人台となり対策を急がなければならないのに、小さな政府、淡路島一市の実現はなかなか進まない。
島とは言っても、気候は温暖、自給率は100%を超え、1時間以内に大阪に到着出来る利便性は、島民から危機感を常に遠ざけてきました。最近は架橋により犯罪も多様化していますが、それでも玄関の鍵を施錠しない家庭が少なくありません。車や自転車なども同様です。
安全安心の環境は、都会よりは数段上です。
そうした環境は、静かに島を蝕み、閉塞状態へと追い込んでいます。一番の課題は、「それでもいいんだ」という民度です。諦観ではなく、「何が悪いんだ」という現状認識が多くの市民に有ります。

 そうした環境の中で、時の淡路市長として、何を成さねばならないか?過去、現在、そして未来を考察してみました。
 まず二期目を振り返ってみました。
 平成21年4月27日の朝刊の見出しは、「行財政改革再び託す」でした。
 白紙委任を含めて、71.3%の支持率は貴重なものでしたが、対立候補から批判されたとされる事柄は、この事に尽きます。
 それは神戸新聞、西尾和高記者のコメントです。「二人の新人候補から、独断専行、市民目線に立った市政を、市民に冷たすぎると批判されたが、他陣営から「行政マンとしてプロ中のプロ」と評価される手腕が評価され大差の結果となった」と有りました。
 その批判というものは、具体的な内容は全く無く、政策討論を提案したが、二陣営からは、何の反応も無かったのですが、その事自体が別の課題として残りました。
さてスローガン、マニフェスト等ですが、H17~20年1期目のスローガンは、「明石海峡大橋の無料化」でした。 マニフェストは、「ふるさと五弁の花の集約」。
 それらの実績概要は、 1、5町の融和。 2、赤字の回避。3、バランスに配意した整備でした。
H21~24年2期目のスローガンは、 「世界的観光立島・淡路市」でした。 マニフェストは、「身の丈に合った市政運営」。
 それらの実績概要は、1、企業誘致の展開。2、観光施策の推進。3、行財政改革の断行でした。
そして、H25~28年の次の段階では、スローガンが、「淡路島を世界遺産に」と展開し、マニフェストが、「いつかきっと帰りたくなる 街づくり」へと繋がります。
 その目標は、1に後継者対策(教育の振興)2に小さな政府と集約から散会へ。(施策の検証、見直し)3に淡路島振興への貢献施策、明日に架ける橋、淡路島1市への展開となるはずです。
 GO FORWARD WITH。静かにそして着実に、淡路市は歩み始めています。<阪神支部報17号。>
  1. 2012/05/18(金) 00:50:13
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平成24年度事務等執行にあたって。 H24.4.2(部長級会議等資料)

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1市民目線。
 相手の立場に立ち、市民目線で対応、執行すること。
·公平公正に接遇する。
·依頼など案件を、所謂、たらい回しにしない。

2積極的な姿勢。*市政執行ベースを部長級にシフト。
 積極的に事務事業等を推進すること。
·事前の説明を適宜適切にする。(積極的と勝手にするは違う)
·事後の報告を速やかにする。
「計画→実行→評価=マネージメントの基本サイクル」
3スピード感。
 何事もスピード感を持って対応すること。
·事前  常に次の行動を予測し、準備をする。
·事後  きちんと検証する。

4説明責任。
 根拠を明確にして、全ての文書等(メモも含む)は、原則情報公開と認識すること。
·文書として保存する。
·決済で必要なものは持ちまわる。

5官僚主義の打破。但し、管理体制も適切に維持する。


(参考)
*刑事訴訟法239条(公務員の告発の義務)
 一般民間人は告発することが出来る。公務員は告発しなければならない。
(その他)
・危機管理宿舎の検討。
・三セク等横断検討チームの協力態勢。
・町内会等への参画、連絡態勢。

  1. 2012/05/28(月) 20:42:14
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