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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

淡路市「いつかきっと帰りたくなる街づくり」 淡路市長 門 康彦

市長 門 康彦

 この言葉は、故郷、淡路市を離れ東京で働く青年から、フェイスブックで届きました。
 「市長、いつかきっと帰りたくなる街づくりをして下さい」
 以来、この言葉をスローガンにして、市民と共有しながら、市政運営に努めてきましたが、その街づくりは大きく三つの意味を持っています。

1 そこに育ち住んでいる人達が、安全安心に生活できる街づくり。
2 故郷を離れて島外で頑張っている人達が、いつかきっと帰りたくなる街  づくり。
3 誰もが、訪れてみたくなりそして住み続けたくなるような街づくり。
  これらの事を基軸に、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」とは、柔軟で多様な発想の基に、素直に明日を考える街づくりなのです。
  その為の淡路市の課題は、国は国を守るために、手法として現場(市)をコントロールしている分けですから、淡路市は、戦略、戦術を明確にして、国の決めた基準内で各種事業をバランスよく執行しなければなりません。

  そしてそのための目標として、
1 教育の充実(後継者対策)、これは民度の高揚に繋がります。
2 企業誘致は、定住人口の増加対策であり、健全財政の維持に繋がります。
3 観光事業・地元産業育成の更なる推進(淡路島振興)から安全安心対策(弱者対策・マニュアル化)のソフト事業は、スピード感を持って推進しなければなりません。

  それらに基づく具体的な事業推進は、
1 教育は、特色と魅力のある教育内容として、環境づくりに努めながら、適正規模を維持し、安全、安心な施設整備を同時に推進する。
2 企業誘致は、雇用と経済の確保の為に、工夫有る 活動を実施する。
  そして積極的な相手の動機付けになる、誘致活動、用地や施設の提供等を適宜に推進する。
  旧北淡東中学校跡地利用のように、除却費用が2億円、用地は売れた としても1億円だけで差引1億円の損であるなら、無償譲渡して雇用の確保と、固定資産税の収入増を図るといった柔軟な対応をする。
3 暮らしを豊かにする各種施策は、住民と共同でこれまで以上にスピード感を持って推進する。
  これらの戦略戦術を、着実に身の丈に合った街づくりに近づけて行く事が、東京淡路会の方々を初め、多くの島外で頑張っておられる方々への期待と想いに、真摯に答える事だと信じています。
  今後共、淡路市民に対し、ご指導ご鞭撻をお願い致しまして、市民を 代表してのご挨拶とさせていただきます。有難うございました。
 
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  1. 2013/03/15(金) 14:13:03
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岩屋地区市民への手紙

市長 門 康彦
淡路島北部、特に岩屋地区の整備等の遅れが指摘されています。
淡路島全体でも、環境の変化は大きいですが、長い歴史の中で、島の玄関口として活況を呈していた岩屋地区、明石海峡大橋の架橋により、過疎、少子、高齢化が加速しました。
明淡高速フェリー(タコフェリー)と明淡連絡船は、凡その期待を裏切り、その維持を継続しましたが、タコフェリーは撤退、連絡船もジェノバに身売りして今が有ります。

平成16年5月31日の淡路市の人口は、52,088人、内旧淡路町は、6,836人。
平成25年3月12日に45,094人(86.6%)と、6,994人の減。岩屋地区では推計で、5,594人(81.8%)と、1.400人もの減となっています。

原因は複合的です。橋が無かった時の岩屋の活況をすぐ取り戻すのは難しい。
地域の維持のために、その地域に合った、身の丈に合った街づくりをしなければなりません。
主な事業等。
1公共交通の見直し。
(1)デマンドバス等の整備。(交通弱者対策。通勤、通学対策等)
(2)駐車場の適正化、バスベイの整備等。
(3)ポートビルの再整備。
2安全安心対策。
(1)事務所(旧役場)の再整備、と跡地利用。
(2)ジェノバ便の維持確保対策。有事の時のフェリボート着岸施設の維持。
(3)災害時のソフト対応。
3観光振興事業。
(1)田ノ代海水浴場の復活整備。
(2)渡哲也記念館の整備。
(3)町並み保存と町内会振興。
4地場産業の振興。
(1)漁業。後継者育成、ブランド化。
(2)農業。後継者育成、市民農園、直販の拠点整備。
(3)商業。地域と連携し、新しい観光と連携した事業の展開。
5地域活性化拠点整備。
(1)夢舞台ニュータウン構想。(聖隷病院、保育所、企業誘致等)
(2)松帆の湯、道の駅の維持継続。
(3)サービスエリアとの連携等。

  1. 2013/03/23(土) 11:03:35
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