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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

市長からの便り(H25.12)波の華 寄せては去りて 浜に咲く

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年末の特別警戒消防団巡視は、夕刻に始まって深夜に終わります。現在の淡路市消防団員数は約1800名。広域消防の190名と連携して、市民の生命、財産を前線で守っています。
特に火事の多い年末年始、各5地域の分団は、当番を決めて寝ずの番で地域を守ります。市長、議長、県会議員、警察署長、広域消防等が市民等を代表して各分団を巡視します。まさに冷え込んでくる時間帯、団員の方々は整列して巡視を迎え送っていただきます。団員の方々の姿を見られたら、「ご苦労様」と一言、声をかけてください。お互いの信頼関係が増して、効果は倍返しになります。
さて、今年も色々な事が有りましたが、淡路市では、大きな災害も無く、企業誘致や施設等の見直し再整備も順調に進んでいます。これまで同様、市民の皆さんと共に前に進みたいと思っています。宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。

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  1. 2013/12/01(日) 00:09:00
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淡路市の国際交流について。 2013.10.9

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 外交、国際交流などは文化の違う相手と付き合うことです。
感情的にとやかく言っても仕方がないし、次元の違う、明らかに低い舞台に居ると思われる相手の舞台に立つのは避けなければならない。
北方領土問題等にしても同様で、毅然とすると同時に、実行戦略を粘り強く続けなければならない。
尖閣諸島海域の事件についても、日本の国防の質が問われています。
そのような状況の中で、それほど大袈裟ではないにしても、淡路市の国際交流のコンセプトを、合併後8年経った今、ある程度の整理等をしなければならない。
旧5町の全てを引き継ぐ事は、財政的にも、新市としての位置付けにおいても難しい。
本来ならば、一度、全てをスクラップして新たな展開を図る考え方も有ります。
しかし、これまで築いてきた歴史の重みをどうするかという視点も重要です。
課題の多すぎる淡路市としては、相手方の対応などを見ながら柔軟な姿勢で、調整型の国際交流の位置づけを策定するのが得策と考えられます。

以下、現時点でのコンセプトを整理等しました。

1アメリカ合衆国。
 何と言っても世界のリーダー、その人的交流を、淡路市単独で持つことは無駄なことでは無い。しかも、オハイオ州VanWert市と洲本市、Celina市と南あわじ市そして淡路市とSt’Marys市が姉妹都市の関係にあります。しかも、セントメリース市には、淡路市が誘致している企業と関係の有る会社、施設も有ります。
 そういった環境と、淡路島の中で初めて海外との姉妹提携を結び28年の歴史を継続してきたセントメリース市との姉妹都市の関係を淡路市として引き継いでいく。

2ブラジル・パラナグア市。
 平成22年11月、兵庫県とブラジル・パラナ州の友好提携40週年事業に参加し、淡路市としても、1986年(昭和61年)旧津名町が結んだ友好協定書に、市長、議長として再調印しました。
 ブラジル移民の長い歴史、アジアポート構想から培われた関係を、津名港再活性化の視点をも含め、海の駅として再出発しながら、将来の布石として国際港を目指し有事の時の海からの交通結節点としても、淡路市として引き継いでいく。
 特に、2016年には30周年を迎え、順番としては、パラナグア市の使節団を迎えることになります。

3中華人民共和国浙江省義烏市。
 上海西南約300キロ(経由約3~5時間)、面積1,105㎢(淡路島の約2倍弱)、人口約2百万人(淡路市の40倍)、25年程で80万人から急増した都市。
 2009年(平成21年)12月 企業交流
 2010年(平成22年) 3月 義烏市視察団淡路市を訪問。
 同            4月 淡路市視察団義烏市を訪問。
 2011年(平成23年)10月 淡路市、淡路市議会、民間団体等視察団を派遣
 2012年(平成24年)    国際情勢により交流延期。
 2013年(平成25年)10月 淡路市視察団を派遣、確認書締結。
 2014年(平成26年) 7月 視察団派遣5周年  友好都市締結調印。
 2015年(平成27年)11月29日 淡路市10周年 招待(予定)

 隣国である中国との友好関係と、田園都市が2百万人の大都市に発展したノウハウを学び、淡路市が田園都市としての発展する事を目的として、交流を継続していく。

4総括。
 西海岸(旧北淡町とセントメリース市)、東海岸(旧津名町とパラナグア市)を以上のコンセプトから、淡路市の国際交流の核として、そして、新生淡路市として、初めての国際交流の締結を、市、議会、民間の共同事業として推進し、淡路市としてのまとまりを目指す。
 その他の地域の国内外の交流事業についても、その環境整備が整ったものから、整備統合等を図っていく事とする。
 なお、別途、東浦図書館とウエストブルームフィールド図書館の姉妹提携も継続していく。

  1. 2013/12/11(水) 19:51:05
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淡路市合併10年の検証に向けて   淡路市長 門 康彦

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平成17年4月1日、旧津名郡5町は淡路市として出発しました。
平成17年5月8日、新生淡路市の初代市長に就任し今、3期目を勤めています。この間、365日一日として休まず走り続けた日々に悔いは有りません。
淡路県民局総合事務所としての初代局長に平成13年4月就任して以来、淡路青年会議所の有志から、「淡路一市運動」を依頼され、直接、間接に携わってきました。それは、県の代表監査委員として在任中も変わらず、その延長線上に故郷、淡路市の市長職が有りました。3市体制の過渡期の今、島民全体の福祉向上と身の丈に合った地域活性化の推進が使命と励んでいます。
平成27年11月29日の合併検証の記念イベントに向け、市民、議会、職員と連携しながら、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」を目指しています。
また、平成28年から始まる交付税の減額に備え、財政指標の改善、起債残高の削減、基金残の増額にも努めなければなりません。
10年の検証とは、淡路市の中長期的な市政運営に配意するため、整理する施設など又、整備する施設などの方針決定、そして事業化をする事でもあります。
そして、トータルイメージとしては、「淡路島を世界文化遺産に」を目指し、朝日の東海岸、夕日の西海岸の景勝に、地形の課題を解消する意味での二眼レフ的都市機能集積ゾーンの形成。淡路島の玄関口「岩屋港」、関空航路等の窓口「交流の翼港」、西海岸の「郡家港」そして、国際港を目指す津名港(海の駅)等の、港湾等の再活用は、大阪湾と播磨灘に一大観光拠点の反映を目指す事にあります。
花博跡地に展開する淡路市夢舞台ニュータウン構想は、平成29年開業を目指すアニメパーク構想と連携しながら、誘致した聖隷淡路病院等の広域的な発展を目指し、淡路市北部の一大拠点として淡路市10年の一つの努力の証を目指します。
平成27年は、淡路島にとっても一つのエポックとなる年です。
1月17日阪神淡路大震災20周年。3~5月花博15周年。11月29日淡路市10周年記念イベント。そして7月には津名の郷太陽光発電33.5メガの営業開始が予定されており、淡路市の将来を担う子供たちの学区再編もあります。
まさにその時、歴史が動く訳で、これらの事には、多くの意見等の集約をしなければなりません。
特にこれまでの経緯を踏まえ、東京淡路会の方々には、更なるご指導ご鞭撻を淡路市にお願いし、市民を代表してのご挨拶とさせていただきます。
どうか宜しくお願い致します。

  1. 2013/12/21(土) 20:37:49
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