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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

淡路市の事業仕分け(事業見直し)について。 2014.H26.8.3

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まず、辛坊強くご指導いただいている構想日本、要らんことをして、と思いながら頑張ってくれている職員と関係者にお礼を申し上げます。そして何よりも徐々に事業の真意をご理解いただいている市民の皆様にも感謝を申し上げます。
1 平成22年度から開始、五回目。(対外的評価は高まっている)
2 目的・市の行政サービスについて、職員、市民、有識者等が今後のあり方等を
     一緒に考える。(究極の研修の場)
3 手法・コーデイネーター(構想日本総括デイレクター伊藤伸さん)
    ・仕分け人(委員)(東京都足立区・定野司総務部長。篠山市竹見聖司農都環境課長。森藤孝市民委員。楠日出子市民委員)
    ・事業説明者(市職員)*事業執行者(税金を使う者)としての説明責任。必要性、意味など支出権者として受益者の代弁も兼ねる 。
         
4 効果・広く市民に行政サービスを理解してもらう事。
    ・職員のスキルアップ。(説明をするためには学ばなければならない)
    ・市行政の質の向上。(710人→471人の現実を踏まえゼネラリスト養成)
・評価・提出資料が良くなった。職員の接遇態度が目に見えて良くなった等。
5 指摘・よそ者に判断が出来るのか?
     「外部の目で利害関係に捕らわれない他団体の事例のアドバイスと認識する」
    ・公開の場では言えない事があるのでは?
     「市民の傍聴で、税金の使途を理解してもらうのも目的、今は全て原則公開」
    ・短時間の議論で問題は無いのか?
     「事前のレクチャー等で準備しているはずで、10分で説明できない事はない」
    ・不要と仕分けられた事業が継続しているのはなぜ?
     「事業仕分けと予算査定は別。参考にしたうえで査定する」
6その他
(1)淡路人形協会負担金。1,185千円不要→継続。伝統芸能を守る。東浦発祥の地。
   *南あわじ市から、「事業仕分けに上げるのはおかしい」という意見が有ったが、
    「その指摘自体が問題」旧町から引き継いだ付き合い予算(税金)を、きちんとした要求も無いまま、「付き合い」という事でこれまで継続した事が問題。
    他の事も考えて継続している。(明石海峡の公共交通には非協力の矛盾)
(2)議会の議決とは次元の違う執行の見直しの問題。
(3)青少年センターは、旧柳沢小学校の再利用により職員の増員、拠点強化に繋がった例などがあり、課題を発想の転換により、有利に利用しなければならない。
(総括)一時期、パホーマンスでテレビ放映された事業仕分けのイメージが、トラウマとなって残っているのか、項目に挙げられただけでヒステリックなっているが、淡路市の事業仕分けは、一に職員研修、二に税金の使途の説明に尽きる。

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  1. 2014/10/09(木) 11:00:31
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市長からの便り(H26.10) 沈みゆく 夕日に語る 逸れ鳥

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残暑も収まる神無月、今年も多くのスポーツイベントなどが、合併10年の節目にあって盛んです。まず、市民体育祭に始まり、国生みマラソン、子供議会、戦没者追悼式、防災訓練、そして秋祭りに県立津名高校94周年式典を迎えます。
その他にも、各地域で趣向を凝らした催し物等も開催されます。
これまで、淡路市は多様な課題を抱えながら、前向きな視点と協力体制で、それなりの事業推進を図ってきました。
神様が出雲に集まってしまうので、神無月と呼ばれるという一つの解釈があるこの月は、沈思黙考するのに最適でもあります。淡路市は、企業誘致一つをとっても、色々な工夫で推進してきました。それには各地域の共同による推進が大きく貢献されてきました。子供達の未来を見据え、真摯に現状を分析し対応する姿勢が、多くの企業の共感を呼んでいます。もうひと踏ん張りしましょう。

  1. 2014/10/10(金) 16:44:28
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