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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

平成20年1月4日 仕事始め挨拶概要

1 皆さん、新年明けましておめでとうございます。

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2 新生淡路市の一年目は、「継続と調和」、二年目は、「資産の見直しと再整備」昨年三年目は、「検証と実行」でした。
  今年は、それらの一応の集大成として、市としての実質的活動と、更なる進展の為の課題整理としなければならないでしょう。
  新市の確立のための前向きな議論の集約を目指す時であり、百人の無責任より一人の真剣を選択する時です。
  今年子年は、漢書「律暦書」による「新しい生命が種子の中に萌し始める状態です。
  敢えて言えば、淡路市の始動の年、「夢、故郷、未来」への一歩の年としなければなりません。

3 昨年の新年の挨拶で、私は皆さんにこうお願いしました。
  合併した市そして受け継いだ負の遺産というハンディーキャップをプラスに変え、良い意味での縮合政策を実行し、行政サービスの質を高めましょう。
  昨年のライトアップにあった言葉、夢とは「市民と共に明るい夢の実現を目指す」
  故郷とは「市民と共に安全安心な環境を目指す」未来とは「市民と共に健全な財政運営を目指す」を意味します。
  そして、お互いのチームワークを活かし、バランスの良い行政執行に努めましょう。

4 残念ながら、努力しても適わぬ現実があります。
  合併時、実質公債比率が既に23.0%、現在24.2%の数字は、一部の人達のようにおもしろおかしく議論を楽しんでいる状態ではありません。
  そのために、辛い事、しんどい事を今は、断行しなければならない時です。
  誰しも、水道代の値上げは辛い事です。今、在る保育所、学校が一時期無くなるのは、寂しい事です。徴収しておかなければならなかった税金をいま、徴収するのもしんどい事です。
  しかし、今、しなければ水道会計は赤字、合併の約束は守れない、審議会で受けた答申の適正な教育は確保出来ない、法事国家で税金を徴収しなければ市自身が告発を受ける。
  結果として、地域全体に迷惑をかける行為は、犯罪そのものと言って過言ではなく自分が、責任有る公務員という事をより以上に自覚する時です。

5 今年はこのような事に留意して下さい。

  (1)出身がどの町であれ、地域だけのしがらみを忘れ、市全体の利益を考える事。

  (2)悪い事でも真実を報告する事。特定の者たちへの内部リークと勘違いしない事。

  (3)勇気を持って、意見の具申をする事。

  (4)市民サービスを優先し、自分の仕事ではないという視点価値観を持たない事。

  (5)決まった事は、きちんと実行する事。

  積極的に仕事をし、負の視点をプラス志向に変えましょう。

最終、結果責任は市長が負います。皆さんは自信を持って仕事をして下さい。

  今年度は特に、「減点主義ではなく、得点主義」を旨としたいと思います。

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 一緒に頑張りましょう。


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  1. 2008/01/22(火) 15:23:57
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