故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

東京雑感

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 平和とは、個人的には、穏やかで変わりの無い事であり、一般的には、戦争が無くて世が安易である事とすれば、バラク・オバマアメリカ大統領のチェンジとは何であったのか? チェンジとは言うまでもなく、変革。世界のリーダーの一人であるべきアメリカ大統領候補の「チェンジ」に、私は、ある違和感を感じていました。

多くの報道等に接しながら、何をチェンジするのかが伺われなかったからです。

チェンジという心地よい言葉の響きだけが残っています。

アメリカは果たして本気で、世界平和を願っているのか?

アメリカンカウボーイが、正義の使者として、ネーテイブ・インデアンを蹴散らしていた西部劇の時代から、その底辺に流れているパラダイムは変わっていないのではないのか?コンピューターという玩具を手に入れた現代人が、バーチャルリアリティーの世界として、他国に乗り込む正義の使者として、アメリカ人を認識しているとしたら、その勘違いの闇は深い。

今の日本にも、同じような違和感を感じます。

東京がアメリカであり、田舎が他国。

東京は、田舎の犠牲の下にその利便性と享楽を享受しながら、地球温暖化の元凶になっています。しかし、東京という象徴の意味するものが、日本を代表するものである事は、間違いありません。

そして、田舎が、そのセーフティーネットであるとしたら、我々は、二極化の中で、対話を誰に求めたらいいのか。

東京のタクシー乗り場では、乗車待ちの人が並んで待っています。新神戸駅では、タクシーが利用客を待っています。そして、淡路島に帰ってくると、車も人も疎らです。

だからどうと言う事ではありません。

夫々が、その地域に合った生き方をすれば良い分けです。

東京の強さは、日本の代名詞ですが、反面、都会が田舎によって支えられているという謙虚さを勘違いした時、彼は手酷いしっぺ返しを覚悟しなければならない時に遭遇するでしょう。

過密と喧噪の東京で、力弱い田舎の市長として、孤独を感じながら、懐に隠した小刀の柄を握り締め、東京雑感を胸に刻みました。

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  1. 2009/05/17(日) 20:48:02
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