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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

淡路市子ども議会の答弁要旨   H21.10.31

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1世界的観光立島・淡路市について。 
淡路島は、架橋、橋が架かる前と後では世界が変わりました。良いか悪いかという簡単な評価ではなく、陰と陽、光と陰、と言った両方が有ります。何よりも、橋が架かって、物理的に、形として島で無くなり、素晴らしく便利になりました。私が、もう少し若かった頃、橋は架かっていませんでしたから、私は母の死に目に間に合いませんでした。一方、島であるが故に、成り立っていた商業等は、衰退しました。フェリーボート等の船員さん達の働き場所が無くなりました。大きな駐車場が在り、その周りに在ったお店も、消えました。
 観光もそうです。不便であるが故に成り立っていた、滞在型の観光から、通過型、日帰り型に移行しています。
 大きな企業、働き場所が無い淡路島にとって、それは解決しなければならない課題です。淡路島、淡路市を目的に来てくれるようにしなければなりません。それが、観光で身を立て活躍する「観光立島」。そして、どうせやるなら大きく、「世界的なもの」、本来は淡路島でいいのですが、とりあえず、淡路市で、それが、「世界的観光立島・淡路市」と標榜、目的として掲げた訳です。
 今年の淡路市の夏祭りで、吹き戻しが、ギネスに登録されました。明石海峡大橋は勿論、つり橋として世界一です。日本一と言われる、貴船の模型飛行場、震災記念公園、垣内遺跡、その他神社仏閣など、色々な施設等、点を繋いで線にして、面的に淡路市を盛り上げ、東海岸の朝陽、西海岸の夕陽など、素晴らしい景観、景色との協同作業で、将来は、ハワイに負けない観光地にしましょう。ハワイも今のようになったのは、50年程でなったのです。
 小橋議員も、将来の淡路市の女性市長になって、「世界的観光立島・淡路市」を完成させて下さい。

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2街づくりについて 
 美しい淡路市を目指しています。それは見た目だけではなく、心の綺麗な町づくりです。
 お金を使って立派なものを作っても、それを利用する人の心が穢れていたら何にもなりません。口先だけの文句を言う前に、自分達の出来る事、どんな小さな事からでも、始めましょう
 私の家の前を、幼、小、中、高、大と子供達が朝、夕、通ります。道路掃除を毎日しながら、挨拶をしていましたが、何時しか、子供達の方から挨拶をしてくれるようになりました。小さなことかも知れませんが、そんな積み重ねが、安全安心な町作りに繋がります。そして、多くの人達の意見や、考え方が有るので、それをまとめるために市議会が有ります。
今日は皆さん方が、議員ですから淡路市議会という、市民の意思を代表し、決定する合議制(協議して物事を決める)の機関です。私達は、当局、執行部として議会が議決〈決めた〉ものを執行、使う立場にあります。
時折、議会と当局は、対立するものと誤解している人が居ますが、そうでは有りません。立場が違うのです。当局が提案し、議会が議決し、それに基づいて、当局が市民サービスを実行するわけです。
市民の公選による議員は、市民全体の奉仕者として、高い倫理的義務に徹し、品格を持った行動、発言をしなければなりません。ですから、皆さんも子供議会の議員として、淡路市全体の福祉、弱者に対するセーフティーネットの構築等に配意してください。

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私が言う、「美しい淡路市づくり」とは、豊かな海を取り戻し、荒れている野山、水田を再整備し、皆のための地域コミュニティーを模索する中で、身の丈にあった町づくりをする事です。故郷を離れた人々が、もう一度、訪れてみたいと思う、淡路市を皆で創りましょう。

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  1. 2009/11/07(土) 09:53:32
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