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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

日本会議兵庫県本部総会   メッセージ

 淡路県民局の門です。

三年目になりました関西サマーエコーキャンペーンスタイルで失礼します。

 出雲井先生のご講演に先立ちまして、この四月から現地解決型の総合事務所として新生出発しました淡路県民局の立場としまして、お礼とお祝いのご挨拶を一言申し上げます。

 鳴門と明石の海峡に架橋され本土導水が実現した事により、この淡路島は物理的に島でなくなったわけですが、便利になったとは言え、やはりいろいろな意味で島的ハンディーは背負っています。

 しかし、そのハンディーキャップが果たして、不利な事ばかりなのでしょうか。

 プラスとマイナスの評価は紙一重とよく言われます。
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 評価はまた、価値観は色々ありますが、関西国際空港の設置をこの淡路島が放棄して、繁栄と発展を放棄した代わりに、少子、高齢、過疎化の静かな環境を今享受しています。視点を量を質に転換しなければならないと言われている現在、市町合併を喫緊の課題としているこの淡路島、神話の島といわれて久しい当地に、出雲井先生の講話がまさに時宜を得たものと実感しています。

 日本古来の美学が、本当の意味での評価を得にくい現代において、この淡路地域がどういった形で将来を創造しなければならないのか、限られた時間の中で判断を迫られています。

 行政も量より質への視点へ転換を計っていますが、住民の参画は、トータルとして量が要求されています。人任せではなく、官主導から民自立の流れに沿い、それぞれが責任を持ち実行していく社会の形成こそ本当の意味での質への転換になるはずです。

 神話の故郷、この淡路島での出雲井先生のご講演に感謝し、本日ご参加の皆様のご健勝と、日本会議の益々のご発展を祈念しまして、ご挨拶とさせていただきます。
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  1. 2007/10/24(水) 10:08:01
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