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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

故郷の風「辛坊治郎さんの怒りに学ぶ」

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テレビで怒っていました。太平洋横断が事故のため挫折し、インターネット等で色々と言われた事に対してでした。
しかし、全てに対してでは有りませんでした。冷静に的確に説明していました。
「事故に対して捏造の誹謗中傷が有った。それから派生して広がった。広がりは、捏造の誹謗中傷を信じてなされた。言論の自由という趣旨においては、後者は責められない。元々の捏造記載をした者が悪い」(趣旨概要、筆者まとめ)

田舎は総じて、「義理人情に厚く、感謝と儀礼に溢れている」と評価されていました。
現在は、環境が変わっています。
平気で捏造の誹謗中傷をする。ほっておけば良いかと言うとそうはならない。
捏造のビラや言動が独り歩きし誤解を生んでいく。
捏造の方が面白いから、修正は難しい。

田舎での正論は、時として個々人の利益誘導を阻害し、全体の福祉に繋がるとしても反対を受ける。
優先されるのは、中身ではなく、親戚縁者、利害関係者となる。
不確定な未来より、眼前の敵機の備えに重点が置かれ、相手の事を考える余裕やバランス感覚は疎んぜられ、結果として後で後悔をすることになる。

郷に入れば郷に従え。
例え不正な事であっても、それを正そうとする方がいつの間にか悪者になってしまう現実を回避することは、田舎にあっては正義となる。
辛坊氏のように、怒りを冷静に受け止め、的確に判断しながら言動しなければならない。
特に、淡路島の力学は、親戚縁者の数。百年前の回り親戚でも利用しようとする行為は、怒りを超えて崇高な地域哲学でも有る。

それを是とするか否とするかは、説明のし難い、持って生まれた資質によるところなのかも知れない。
今のところ、まだ私は否とするところに留まっている。
それはしかし、この地に在っては異端なのかもしれない。
狡猾な成功者となるより、気骨な異端者が一人くらい居てもいいのではないでしょうか?
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  1. 2013/09/04(水) 20:02:06
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