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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

淡路市合併10年の検証(将来負担比率)

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国が示した財政指標のひとつ。
合併後の2006年平成18年に示されて、翌19年は猶予期間とされました。
淡路市は、平成18年326.6%、そして平成19年は371%でした。

この数字の意味するものは、自力での地域運営が制限される、早期健全化基準350%を遥かに超えているものでした。主原因が不可避の自然災害、阪神淡路大震災のダメージでしたが、対策をしなければなりません。

指数は、A実質的将来負担(含む特別会計分)を、B標準財政規模で除した数字です。
Bは動かせない。Aに対策をして指数を減らさなければなりませんでした。淡路市単独ではどうしようも無い数字でした。

まず、自力で出来る公債費の繰り上げ償還。基金を取り崩しての対応でしたが、それだけでは適正化できず、下水道特会への繰り出しを減らし公債費を減少させ、結果として特会自身が赤字となるのでその対策をしました。

次年度から年次計画で繰り上げ充用すること、そして基金の運用、さらに不足する分は、県に依頼して自治振の貸付金による援助を受けました。結果、平成26年度決算において229.2%(除く震災185.7%)と、10年の検証を迎える事が出来ました。

市を代表して感謝を申し上げます。
なお、2001年平成13年から、国が地方自治体に認めた臨時財政対策債は、淡路市においては適正運用しており、自主財源に影響を与える事はありません。

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  1. 2015/07/19(日) 16:40:48
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