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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

広報淡路新年のごあいさつ(H29)

市民の皆様、明けましておめでとうございます。合併して12回目のお正月、恙無くお迎えになられた事と思いますが、本年もどうか宜しくお願い致します。
さて、昨年は、淡路島にとって一つの節目と言っていい出来事が有りました。日本遺産の認定です。
日本最古の歴史書「古事記」の冒頭を飾る国生み伝説。「古代国家を支えた海人(あま)の営み」をタイトルとするストーリーが日本遺産として認定されたのです。31の構成文化財は、伊弉諾神宮、先山千光寺、そして鳴門海峡とうずしお等、いずれも淡路島の宝です。それら点を線で結び、面的に淡路島のストーリーを展開することにより有意義な活性化に繋がります。
また兵庫ディオーネは、前期、後期、女王決定戦、ジャパンカップと完全優勝を果たし、一昨年のジャパンカップから数えれば5連覇を達成しました。まさに破竹の勢いです。
チーム淡路市も見習わなければなりません。
12年の月日は、新生淡路市をそれなりに成長させました。身の丈に合った市域創りは、厳しい財政状況の中で、工夫と実行によりほぼその形をまとめました。
15年と決められた財政の健全化計画もほぼ順調に推進しています。
これからの次の一手は、淡路市の更なる躍進と淡路島市への環境創りです。
前者は、自転車道など道路網整備を促進し、あわ神あわ姫号の北進南進を展開し交通弱者対策を進め、海路を復活させることにより、淡路島国際観光都市の完成を目指すと共に、少子、高齢、過疎の課題解決を目指して、根幹である、教育、企業誘致、観光の三本柱の推進で住民福祉の向上に繋げていきます。
後者は、近未来の地域運営の課題に備えるため対外的な対策として淡路島は一つのコンセプトに基づき環境創りを進めます。
JR舞子駅に新快速を停める運動、紀淡連絡道路の整備から四国新幹線の構想復活へ繋げ、淡路島全体を名実共に、国際公園都市から国際観光都市として推進します。
これらは夢で有ると同時に、明石鳴門両橋の架橋により、得た利便性の裏側で、失った雇用と生活の場の喪失を取り返し、物理的に島で無くなった淡路島が新たなステージに立つための大事な手法です。
チーム淡路市として、それらダブルスタンダードを前向きに解決していくことが、合併の過渡期を生きる私達の責務に他なりません。
新生淡路市、12回目のお正月にあたり、夢の実現を皆さんと共に目指すことをお誓いし、ご挨拶と致します。
新年おめでとうございます。
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  1. 2017/01/04(水) 11:21:36
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