故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

視点見直し、志は高く

 淡路島が物理的に島で無くなった今日、島という概念をどう止揚するのか。新たな組織の出発にあたり、知事が示されたように「志高く」ありたい。今までの仕事の方法、視点を否定するのではなく、別の視点、角度から仕事の方法、価値を見直す。それには何よりも、地域住民の意見をよく聞き、組織の和と強化を図り、過渡期の時代の、未来の淡路島地域のあり方について、島民の立場から、明確な指針と指標を模索し、故郷淡路に貢献したい。

 淡路島は面積五百九十五平方キロメートル県土の七・一%でシンガポールとよく比較されるが、人口は昭和二十年の二十三万人をピークに減り続け、現在十六万人を切っている。高齢化、少子化が進んでいる。

 気候は温暖、伝統、郷土文化を尊重する風土に恵まれている。口調は総じて荒っぽいが、義理人情に厚く、何よりも礼節を重んじる。実態を知った人々が最近、島に転居している。
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 川の流れは両岸から見なければならないという故事に学び、過ぎたる気概を持つことなく、静かに前向きに生きる。

 津名町志筑出身、二十七年ぶりのふるさと勤務。それゆえ地元は歓迎ムード。熱烈さは際だっている。

 「二十七年の空白を嘗めたらいけない。教えてもらうという姿勢をもちたい」と冷静かつ微妙なバランス感覚で抱負。「土日、夜昼なし。小さな町の寄り合いにも出たい」とも。

 「人付き合いは丁寧。部下思いで知られる」と評される一方、「逆境に強い」と頼れる存在でもある。

 関大哲学科を卒業後、「詩」を志す。「文芸淡路」創刊号に作品を見ることが出来る。が、実母の意見に従い公務員の道を選んだ。

 無類の読書家。月に十五冊、早読みと自称。「ファジーが大事、日本人の美学」と笑い飛ばす。筋力トレを欠かさない。文武両道の手腕に期待は尽きない。

議会ジャーナル  平成14年7月
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  1. 2007/10/25(木) 11:06:38
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