故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

「介護保険制度」

 平成12年から、公的介護保険制度が開始されました。その背景には、高齢社会の進展により、75才以上の後期高齢者の増加、寝たきりや認知症(痴呆)等の要介護者の増加する中で、核家族の進展で、家族は介護機能を低下させ、老介護、一人暮らしの介護など社会的な課題が山積していた事が有りました。

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 それまでは、措置制度、所謂、行政側の判断によりサービスの種類や提供をしてきたわけですが、福祉の考え方を見直し、市の職権に基づいて与えられる受動的なものではなく、利用者が自分で選ぶ、主体的選択により自らの能力に応じた自立した生活を営む事ができるような、高齢者の介護を社会全体で支える仕組みを創設したわけです。

 その理念は、保健・医療・福祉サービスに係る給付を総合的に行うため国民の共同連帯とする事。

 主な特徴は、
  ①サービスは利用者が選ぶ
  ②福祉と介護のサービスの一体化
  ③効率的で良質なサービスの提供
  ④提供サービスと負担の関係の明確化
  ⑤40才以上全員加入と保険料の支払い

 そして、制度発足から5年、高齢者の自立支援、尊厳の保持を基本としつつ、持続可能な介護保険制度の構築を図る所要の改正がされました。

 主な視点は、
  ①予防重視型へのシステム転換
  ②施設給付費見直し
  ③新サービス体系の確立
  ④サービス質の確保と向上
  ⑤負担、制度運営の見直し

 いずれにしても、同程度の要介護状態であれば、給付と負担は、公平にという当然の考えが実施されたわけです。

 一方、低所得者対策としても、
  ①特定入所サービス費創設
  ②高額介護サービス費見直し
  ⑤高齢者夫婦等の居住費、食費の軽減
   等の措置が取られました。

 淡路市としましては、予防事業の推進を図る観点から、65才以上の高齢者を対象とした、「高齢者の達者で長生き運動」として市内の温泉施設、プールの利用券の発行とまちぐるみ健診の基本健診負担金の助成をしています。

 何よりも大事な事は、認知症予防、運動機能の向上、栄養改善、口腔機能の向上など一人一人の状態にあったサービスの提供に努めることで、長生きで元気な高齢者を作ることです。

 介護を受けないように老いるためにも、生活習慣に留意し、常に、精神に張りを持って毎日を生きることが大事です。

               広報淡路・市長の部屋 平成17年H月号
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  1. 2007/11/03(土) 19:53:21
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