故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

【トップインタビュー】   時事通信

◇合併後の市民意識醸成に奔走

 淡路島北部にある津名、淡路、北淡、一宮、東浦の旧津名郡5町が合併し、今年4月に誕生した兵庫県淡路市(4万9500人)。新市発足に伴い5月に行われた選挙で当選した門康彦市長(かど・やすひこ=59)は、県幹部職員として培った行政手腕を武器に、「淡路市民」のアイデンティティー確立という難題に取り組んでいる。

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 県淡路県民局長時代、津名町長選への出馬を打診されたが固辞した。5町合併は既に始動していたが、各町が独自の気風を持つ淡路の地域性から「現職町長が主導したら、まとまる話も壊れる」と判断したためだ。無事合併が決まり「初代市長に」と請われた時は、断れなかったという。

 行政の枠組みは整っても、住民意識は旧町時代と大差ない。「『淡路市民』という自覚ができているのは、市職員の中でもまだ一部」。各旧町の商工会や漁業協同組合を回って、統一組織の立ち上げ要請に奔走中だが、無理な一本化は避け、例えば夏祭りなども「今年まで」という限定付きで旧町ごとに開催する。「初代市長に必要なのは、政治家でなく事務屋としての力量。行政マンでなければできない」というのが実感だ。

 淡路島では、淡路市以外にも、昨年1月に南部の旧三原郡4町が合併し「南あわじ市」が誕生。洲本市と五色町も来年2月の合併を目指し協議を続けており、1市10町が今年度中に3市へ再編される見通しだ。

 もともと「淡路島全体を1市に」というのが持論。「11市町がばらばらに動くより、3市が同じ方角を向いて進む方が、対外的な発信力は絶対強い」。各合併市の議員選などが控えるため、しばらくは政治的に動きづらいが、新米市長の視線は早くも「その先」を見据えている。

〔横顔〕関西大文学部卒。空手は4段の腕前。妻子を神戸に残し、市内の実家に単身住まい。インターネットのブログ(日記風の簡易ホームページ)更新は欠かさない。

〔市の自慢〕源義経との悲恋で知られる静御前の霊廟(れいびょう)を中心とした「静かの里公園」。公園内には1989年に「ふるさと創生交付金」で購入した1億円の金塊(現在107キロ)が展示され、これまでに320万人が見物に訪れた。

〔ホームページ〕 http://kado.tv/

                                時事通信 2005年7月26日配信
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  1. 2007/11/07(水) 11:14:48
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