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故郷の雨 ――淡路市長―― 門 康彦

愛と正義の政治家、『砂楼の伝説』の著者でもある詩人 門康彦淡路市長の『故郷の雨』ネット版を、順次紹介してゆきます。

「淡路市ふるさとづくり」運動 ご来場のお礼

 創作オペラ「おのころ伝説」-淡路国生み神話-に、ご来場いただき有難うございます。

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 多数が都会志向の流れの中に在って、故郷を見直し、地域力を培い、市民にとっての新しい故郷作りの一つの試みとして、敢えて、難題に取り組み、皆様方と場を共有することを目的として、創作オペラヘの挑戦となりました。

 私の作品の一つに、「神話の故郷」という、小説が有ります。子供の頃から、故郷、淡路は、神話と切っても切れない縁が有ると教えられていたことから、その題名を決めた訳ですが、淡路市が誕生し、私が初代の市長となって、今回の作品に遭遇した縁は、何なのか。理屈の世界では無いような気がします。

 淡路島に住み、生活している者の視点で、地域に根ざした芸術資源の活用を目指した創作オペラが、どのような形で演じられ、そして市民の皆様に受け入れられていくか、夢膨らむ挑戦の心が有ります。

 淡路市は、その誕生の時から、地形的にハンディーキャップを背負っています。5地域が力を合わせて相互連携し、信頼関係を構築しなければ、新たな未来の創出は、難しいものが有ります。おのころ伝説は、愛の物語でもあります。そして国生みにあたっては、約束を守ることが大事なことであると、教えてくれる先人の知性の物語でもあります。

 このいにしえのロマンの作品の感動を、明日に繋ぐ心が、今、求められています。

 皆さん、静かに耳をすましてこの作品を見て、聞いて下さい。そして、新生淡路市が、どういった方向に向かえばいいのか、自分達の今を大切にし、さらには、未来の後輩達に自信を持って託せる地域経営哲学を、今日の創作オペラから汲み取っていただければ幸いです。ご来場、重ねてお礼申し上げます。

                       平成17年8月
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  1. 2007/11/13(火) 08:01:54
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